長年、同じ車に乗っていると、段々と加速が悪い・加速が遅いと感じることが多くなります。
また、基本的に10年または10万km以上走行した車は、どこかしらのパーツが故障しやすくなります。
今回は、車の加速が遅い場合の原因と対処法についてご説明いたします。
当店は、国の認可を受けた指定整備工場。加速が遅い・加速が悪いなど、エンジン加速不良の修理はお気軽にご相談ください。
エンジン修理の他にも、タイヤ交換、エアコン修理、ブレーキ修理、ウインドウガラス交換、エンジン異音修理、ブレーキ修理、足回り異音修理など、幅広い修理に対応いたします。
エンジンオイルの劣化は、エンジン内部に溜まった汚れがエンジンの動きを鈍らせます。
低年式車や多走行車(走行距離の多い車)の場合、これが原因でエンジンの性能が落ちてしまうことが多く、加速不良に繋がります。
●対処方法
エンジンオイル交換、またはエンジンフラッシング(エンジン内部の洗浄)を実施。
燃料系統のトラブルによって加速不良が起きている場合、主な原因は以下の3つです。
●加速不良が起きる原因
1.ガソリンを入れたまま長時間運転していない
ガソリンが劣化して水分などを含んで燃焼しにくくなります。
2.ハイオク仕様の車にレギュラーガソリンを入れた
点火タイミングの違い・スラッジなどの影響で車が加速しにくくなります。
3.燃料フィルターの詰まりや燃料ポンプの故障
焼室内にガソリンが適切量噴射されず、車が加速しにくくなります。
●対処方法
【1】車を長い間運転していない場合:ガソリンを新しく給油、もしくは燃料添加剤を入れます。
【2】ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合:一旦ガソリンが減るまで走行し、次は必ずハイオクガソリンを給油しましょう。
【3】燃料フィルターの詰まりや燃料ポンプの故障の場合:専用の工具や高度な技術が必要になるためプロに依頼する必要があります。
ガソリン車の場合、適切なタイミングで火花を飛ばし、ガソリンに着火させて爆発することで車が動きます。
エンジン始動に欠かせないスパークプラグ・プラグコード・イグナイター・イグニッションコイルに異常が起こると、点火が上手くいかず加速が遅い・加速が悪いと感じることがあります。
●対処方法
故障したパーツを交換します。
近年、自動でギアを切り替えるAT車が主流ですが、ATミッションが滑って動力が上手に伝わらないと車が加速しません。
経年劣化や、ATF(ATミッション内部の精密なギアの潤滑や油圧等を行うパーツ)に不具合が起こると、エンジン加速不良が起こります。
●対処方法
ATF交換、もしくはATミッションの交換・オーバーホールを実施。車の走行距離などで対応が変わります。
エアフィルターが汚れていると、空気を取り込みにくくなり、エンジンを動かすための混合気を作れなくなります。
●対処方法
エアフィルターは消耗品なので、2~3万kmの走行を目安に交換がオススメ。マフラーに穴が空いているときは、アルミテープで応急処置も可能。
稀なケースですが、先進安全自動車の場合は以下のトラブルで加速が遅くなることも。
【1】自動ブレーキシステムのトラブル
センサーに汚れが付着、カメラの前に遮るような物がある、プログラム自体の異常、などが原因で加速できなくなります。
【2】ECUセンサーのトラブル
センサーの故障や過電流などで思いがけない値がECUに返されると、エラーが起きて燃料供給を止めてしまうことがあります。
栃木県小山市にある美田自動車整備工場(スーパー乗るだけセット小山店)は、国の認可を受けた指定整備工場。
加速が遅い・加速が悪いなど、エンジン加速不良の修理はお任せください。
他にも、オイル交換からエアコン修理、ベルト鳴き修理や異音修理などの足回り系の修理、鈑金塗装(キズ・ヘコミ修理)なども対応。
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